プログラミングスクールは種類が多く、それぞれのスクールにどのような環境や特徴があるのかを知る際に、一個一個調べるのは大変です。
プログラミングスクール選びにおける4つの注意点
- ただ流行りでプログラミングを学びたいのか、就職したいのか、作りたいものがあるのか、目的に応じて選択した方が良いです。
- 高額な授業料を支払ったのに、学びたいスキルが身に付かずに転職先や仲間集めに苦労するので、どのくらいの期間でどんな内容を学べるかどうかも確認した方が良いです。
- 自分の作りたいサービスやプロダクトがある場合、プロトタイプの完成まで持っていくイメージができるかどうかも大切です。
- 目的や時代に応じて使われているプログラミング言語も異なります。どんな言語が学べるのかも、一つの指標として持っておくと良いです。
それでは、2021年におすすめのプログラミングスクールを徹底比較しながら解説していきます。
① マンツーマンで学ぶなら「Code Camp」

オンラインで実施している中では、合計受講者数がNo.1で最も人気のあるのが「Code Camp」というプログラミングスクール。全てオンラインで完結しているので、この外出自粛期間でも場所にとらわれず、世界中のどこからでも受講できます。学べるコースも、Webサービスの開発から、Webデザイナー、スマホアプリなど、目的に合わせて学習をすることができます。
昨日、受講したCodeCamp(コードキャンプ)の無料体験レッスンの担当者さん、とても良い方でした。受講を検討しているコースはRubyマスターコース。HTML、CSS、JavaScript、jQuery、Ruby、Ruby on Railsを学ぼうと考えています。非常に楽しみ。
— 与那覇一史|習慣化×マーケティング (@kazufumi478) July 14, 2019
無料体験レッスンの評判もとても良く、目的に合わせてサービスを作りたいという人にオススメです。
期間は2ヵ月、4ヵ月、6ヵ月の中から選ぶことができます。
料金は、全てのレッスンを受講できるコース(プレミアムプラスコース)を6ヵ月間受講すると70万円ほどかかり、かなり高額です。しかし、自分が学ぶべき言語がはっきりしている人にとっては、2ヶ月間の単体のコースで入学金込みで20万円ほどで受講が可能です。プログラミングを学ぶ目的や、将来のキャリアアップをしっかり描けている人は、単体のコースで短期間集中して学んでみても良いかもしれません。
コース・料金価格

- プレミアムプラスコース(人気No.1):入学金 30,000 円(税抜)、受講料 398,000円(2ヵ月)〜 698,000円 (6ヵ月)(税抜)
- Webマスターコース(人気No.2):入学金 30,000 円(税抜)、受講料 148,000円(2ヵ月)〜 298,000円 (6ヵ月)(税抜)
- デザインマスターコース(人気No.3):入学金 30,000 円(税抜)、受講料 148,000円(2ヵ月)〜 298,000円 (6ヵ月)(税抜)
学べる言語
HTML、CSS、JavaScript、Swift & Kotlin(スマホアプリ開発)、PHP、Ruby、Ruby on Rails、Java(Webアプリ開発)
② ザ・王道|教養としてプログラミングを学ぶなら「TECH::CAMP」

最大手のプログラミングスクールです。特に「TECH::EXPERT」は一番有名です。受講費用はとても高いですが、教材は充実しています。受講期間中にチーム開発として、メルカリのようなWebサービスを全員作るので、自分のアイディアを形にするというよりは、エンジニアとして最低限必要な機能の実装方法を短期間で学ぶことを重視したスクールです。
[TECH CAMPイナズマの7日間で学べたこと]・HTMLとCSSで、webサイトを作る
・rubyで、条件分岐を作る
・railsで、ログイン機能を作る
・pythonで、統計解析と機械学習をする
・WatsonとNode-RedとLINE-APIで、LINEチャットBOTを作る文学部の僕でもできた。
オススメです!
(今は24万に値上がりッ!)— yki (@y0_k0i) January 30, 2020
TECH::CAMPイナズマという7日間の短期間で学ぶコースから、TECH::EXPERT(テックエキスパート)という6ヶ月の長期間まで幅広くコースが用意されています。
Twitterの投稿にもあるように、独自のオンライン教材が素晴らしいです。スタッフ1人に対して10~20人面倒を見るのですが、教材が素晴らしいので質問をする箇所は特にないです。
「自分で作りたいものを作ろう!」というスタイルではないです。オンラインのテキストを、一人一人黙々とやる。困ったら聞く!といった感じです。また、基本もくもく自習するスタイルで、仲間を見つけることも難しいです。スクールに通うメリットの1つが仲間を見つけることでもあると思うので、コース選びは良く考えることをオススメします。
コース・料金価格
- TECH::CAMPイナズマ:7日間(超短期集中で未経験からプログラミングを学ぶコース・復習期間23日ありで、その後は教材が見れない)248,000円(税抜)
- TECH::CAMP:3ヶ月間・177,600円(税抜)
- TECH::EXPERT:短期集中スタイル・10週間・598,000円(税抜)
- TECH::EXPERT:夜間休日スタイル・6ヶ月・798,000円(税抜)
学べる言語
HTML, CSS, Javascript, Ruby, Ruby on Rails(Webアプリ開発)
③ 厳選な審査があるが、無料で入学したいなら「42 Tokyo」

2020年4月開校した42 Tokyo(フォーティーツー)という、フランス発のエンジニア養成機関。海外で既に実績がある無料のプログラミングスクールで、シリコンバレーなどのIT最先端の地域にもここの卒業生が多く活躍しています。講師から教えてもらうというスタイルではなく、自分で学習をしてチームで成長していくというスタイルです。
最近「42 Tokyo」の噂をよく聞くにゃ。
入学金、授業料、教材費が一切かからないのは魅力的🌟
東京以外の人には難しそうだけれど、プログラミングスクール等も検討していた人は一度見てみると良いと思うにゃ!https://t.co/aTWdxf7srz— てくまる@TechCommit (@TechCommit) November 16, 2019
入学金、授業料、教材費が一切かからないのは、DMMをはじめ企業のスポンサーが付いているからなのですが、入学がとても大変です。スクールに通うためにはプログラミング的思考などの選考があり、それをクリアした人だけが通うことができるエリート学校です。(合格率は、4%という噂もあります。)
特徴的なのは、「piscine(ピシン)」と呼ばれる二時試験の実技テスト。
一次試験では、記憶力と論理力が問われるオンラインテスト。
次の二時試験では、オフラインで他の一次試験を突破した人たちと、1ヶ月間かけてC言語のプログラミングを学習しながら問題を解く実技試験が待っています。
苦しくも充実した時間を泳ぎきった受講生のみが、42に参加可能。一般的なスクールではC言語は学ばないですが、テクノロジーの基礎としてC言語をしっかりと学べる機会なので、無料ですし、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?
コース・料金
- 42プログラム:卒業という概念がありませんが、多くの学生は1年〜2年在籍(無料)
※ 試験内容は、2種類。一次試験が、記憶力と論理力が問われるオンラインテスト。二時試験は、チームで1ヶ月間かけて、チームで一緒に課題を解決していくオフラインテスト。
④ SDGsにコードで挑む|社会問題をITで解決したいなら「TSfCM」

「TSfCM」は、社会問題解決に特化して、合宿やハッカソンを通じて開発スキルを磨きながら、テクノロジーで社会を良くする変化を作る人を育てるスクールです。プログラミングを使って、社会課題を解決するサービスを現役の20代トップエンジニアと一緒にサービスを開発する機会も設けています。202年3月に開校したばかりで、現在新規スクール生を募集しています。
【1期生募集】
・短期で地域の課題に取り組んでも、戻ってこない
・アイデア語る人と作れる人では、話が噛み合わない
・ハッカソンで凄いプロト作っても、サービス化は1%未満社会に問題意識を持った「社会派」の人が「スキル」を学ぶことが、唯一の社会問題解決策と考え開校https://t.co/WyAe03sIbN
— 仲条高幸 / TAKAYUKI NAKAJO @SDGsにコードで挑む (@njn0te) February 1, 2020
代表の仲条は、自分でサービスも開発するし、小学生から60才の高齢者まで年齢問わず、やる気のある人にプログラミングを教えています。誰1人取りこぼさないプログラミング教育で、一人一人丁寧に個別指導することが得意です。
コース・料金価格
- プログラミングで社会課題解決コース(3ヶ月):50,000円(税込)
※ まずは体験説明会にご参加ください。
学べる言語
HTML、CSS、JavaScript、Google Apps Script、firebase、Git、Python(データ分析/AIアプリ開発)