【賞金10万円・29歳以下限定】未来ドラフト・ハッカソン2019
難民問題を知るきっかけとなるデジタルコンテンツ(アートやプロダクト)を制作というテーマで2019年3月8日(金)~9日(土) に実施しました。
企画を立ち上げたデジタルハリウッド大学大学院の学生の想い
デジタルハリウッド大学大学院在学中の仲条高幸と高濱歩夢が発起人となり、第1回目のハッカソンを国際NGOワールドビジョン・ジャパンと立ち上げました。
大学院では、個々の専門的な技術と知識を生かして、個人やチームで研究をしております。しかし、専門性が高すぎる為、普段分野が異なると同じ学内にいても関わる事がありません。個々の異なる分野で磨いた技術や知識が合わさって、何か面白いモノを創り、社会実装をしたい!身内だけでなく、他大学の尖った学生同士を繋ぐ、良いきっかけになればと思い、今回のハッカソンを運営しました。
概要
日時:2019年3月8日(金)~9日(土)の計2日間
人数:70名
参加費:無料
参加資格:29歳以下の学生もしくは社会人
提出形式:プロトタイプ、プレゼン資料(5分間のプレゼン)
表彰・賞について
・最優秀賞グランプリ 賞金10万円:しらすDon!!!!(Life is Tech! 大学生メンター3人組)
・オーディエンス賞:しらすDon!!!!
・企業スポンサー(クインテット)賞:西井 香織さん(NEWRON株式会社 CEO)
最優秀賞&オーディエンス賞受賞
『Stare book』というデジタル絵本を作ったチーム「しらすDon!!!!」が最優秀賞&オーディエンス賞を受賞しました。
友達だったら助けたいのではないか?
友達を最も求めていて、すぐ友達になれる人ということで、ターゲットを小学生(低学年)に設定し、「テクノロジー × えほん」の作品。
一般的に難民問題というと、教科書っぽさによるつまらないイメージで、かつ難民問題という固いトピックであるかと思います。そんな難民問題のイメージを、スマホを使ったリアルタイム合成で
- 親とのコミュニケーションが自然発生
- 募金までの動線ができること
を実現し、ワクワクしながら自然に難民課題を知る体験に変えることができます。
難民問題を、”かわいそう”から”友達のピンチ”へ変えることで、社会問題ではなく、個人への関心へと流す工夫が、絵本を通すことにより、現地民の過酷な風景とその子供たちの手にしているモノ・食べ物等をAR(拡張現実)で映し出す表現によって実現しています。(実装にUnityのカラーキー機能とVuforiaARを利用)
プレゼン資料 & 絵本のURLは、こちら
審査員
- 福島 治(福島デザイン主宰、グラフィックデザイナー)
- 本多 忠房(株式会社電通CDC クリエイティブ・ディレクター、デジタルハリウッド大学院教授)
- 三淵 啓自(株式会社日本ウェブコンセプツ代表取締役、デジタルハリウッド大学院教授 )
- 目黒 由美子(ワールド・ビジョン・ジャパン マーケティング第1部 部長)
スポンサー企業
賞金提供:株式会社クインテット
会場提供:デジタルハリウッド大学
プログラミングが学べる講座のご案内
TSfCMでも、毎年ハッカソンを実施しています。
テクノロジーを身につけて、社会問題を解決したい方はぜひ、プログラミングが学べるTSfCMの体験説明会にお越しください!